相続!の場合の不動産に関する手続きは?(その2)

Xです。第7回目です。宜しくお願いいたします。


前回から相続に基づく所有権移転登記についてのお話をさせていただいております。
それでは、前回のケースを更に具体的に進めたいと思います。

まずは、前回の条件を箇条書きいたします。

  • 相続の開始日は、平成30年7月1日です。
  • 被相続人は、「A」です。
  • 相続人は、「BCDE」です。
  • 相続財産は、「不動産」です。

ここまでが前回の例でした。


ところで、民法に規定されている相続には、相続分という概念もあります。
配偶者は何割、子は何割、等の相続財産を取得する割合が決められているのです。

本ケースに当てはめて考えてみますと、妻Bと子CDEの4人が相続人となる場合の割合は、妻が2分の1、子が2分の1を相続することになりますので、Bが6分の3、CDEが6分の1ずつとなります。

ちなみに妻と親(尊属)が相続人となる場合は、妻が3分の2、親が3分の1となり、妻と兄弟姉妹が相続人となる場合は、妻が4分の3、兄弟姉妹が4分の1となります。


相続人となる妻は常に1人ですが(複数回の婚姻を行った場合は死亡時に妻であった人が相続人となりますので、妻は常に1人です)、子、親、兄弟姉妹は複数いる場合が考えられます。その場合は、相続分を人数割りします。そのため、本ケースにおいてはBCDの3人で子の相続分2分の1を人数割しますと各々6分の1となるのです。

それでは、次回より本ケースを登記申請するための手続きに入りたいと思います。
以下、次回に続きます。